今では世界各地で花ひらくプリント技術。その源流をたどるとインドのブロックプリントへとつながっています。

その技法は至ってシンプルですが幾重にも手仕事を重ねて生み出されています。手のひらより一回り程大きい木片に手彫りで版を作り、スタンプの要領でインクに付けては生地に隙間なく、押していく。灼熱のインドでこの動作を数十メートルに渡って行うのは至難の業ですが、これをインドの職人は丁寧な手作業で版を押していきます。

ブロックプリントに見られる、かすれや滲み、柄のずれ。繊細な美しさと素朴な優しさが融合したインドの手仕事の魅力が詰まった技術です。

ティグルブロカンテではオリジナルで図案を起こし、木版の作成からオリジナル生地を生産しています。