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2024.09.27

Craft Essay 07 : タイのバティック

日本の染色技法でも長い歴史のあるろうけつ染め。そのルーツはアジアへたどることが出来ます。ティグルブロカンテが出会ったバティック(ろうけつ染め)の工房はタイ・チェンマイに。

キャンドルと蜜蝋を混ぜた専用のワックスを使用し、1枚1枚、柄を筆で手描き。フリーハンドのふぞろいな線の優しさが手仕事の魅力を生み出しています。


その後染色し、ろうを洗い落とすことで柄が染め抜かれ表れます。

ろうのひび割れ、染色ならではの温かみのある柄の輪郭はバティックの唯一無二の魅力

染色までの工程を一貫して現地で行う職人の心がバティックのアイテムには込められています。