Voyage to Crafts ものづくりのであい “人の感性で縫いあつらえる”

各地の作り手を訪ねた旅路の記録。
今回訪れたのはティグルブロカンテの定番ボトム”タゴサクパンツ”を縫って頂いている縫製工場。
いつも手にして頂いているアイテムに宿る、人の手の重なりの物語をたどりました。

人の感性で縫いあつらえる
2025.05.14

photo: Masahiro Sakabe
text: Yuko Enjoji



ミシンのリズムが響く工房では、職人が各々の作業を黙々とすすめている。


家族で工房を経営されている浜岡さんご家族が笑顔で迎えてくれた。
ここで生まれる服は、一枚一枚職人がミシンで丁寧に縫製している。
ボタンホール、デニムのリベット打ちも、すべて手作業。
職人の作業状況も細かく共有しながら、正確に丁寧に仕上げる事を徹底している姿が印象的であった。
生地の裁断は、大型の裁断機を使い一度に多くの生地を効率よく裁ち落とす。
それでも最終チェックを託されるのは、これまでにたくさんの布地を触ってきた職人の眼。
機械が裁断をしても「人の感覚」は欠かせない。
完成した製品は、何人もの目と手によって入念にチェックされていく。
ひとつの服ができあがるまでに、いくつもの工程を、人の手と心が丁寧につないでいく。
浜岡さんご家族のチームワークの良さ、温かさ、丁寧さ、により「信頼」が生まれている。

Directer's Note
Nozakiのひとりごと
浜岡さんとの出会いは40年前になります。
その頃は別の縫製会社で働かれていて、そこでの仕事に対する向き合い方・姿勢は縫製の現場で働く方のお手本みたいな人でした。
数年後独立され、奥さんと2人で毎日コツコツと努力されている姿は、工場さんへの信用と信頼につながっていきました。一緒に仕事に取り組みたいと思わせてくれる、気持ちの入ったものづくりが出来る工場さんです。
今は娘さんご夫婦の代に引き継がれ、変わらぬ姿勢でものづくりを続けられています。
monologue by Masamitsu Nozaki
TIGRE BROCANTE Brand Director
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