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2026.05.28

福山・児島 ~企画・生産出張ブログ~

お久しぶりです。企画の竹内です。

気温が高くなってきましたが皆様お元気にされてますでしょうか。

そして、ご存じの方もいらっしゃるかとは思いますが、

ラパンから企画に移動して5か月目になりました。時が経つのが凄く早いです。

企画・生産部の一員として初めての福山、児島出張で、モノ作りの背景を見てきました。

二日間をぎゅっとまとめてレポートしたのでぜひ最後まで見ていただけると嬉しいです。

まず、TIGRE BROCANTEではおなじみの染色家・石北有美さんの工房へ。

初めて見る型染の現場で、デザインから型紙を作成、糊おきし、刷毛で色をのせていく

という一連の流れでした。

のりおきだけでも一枚1時間程かかるそうです。凄く手間がかかっています。

実際に糊を持たせてもらいましたが米ぬかともち米で作られており、弾力がありもちもちしていました。

ちょうど暖簾を作成されているところでした。

染料も一から配合し、デザインの細かさによって刷毛の大きさが違ったりと、

手仕事ならではの温かみを感じることができました。

詳しくは是非こちらをご覧ください。

https://tenkumaru.net/blog/craft/voyage-to-crafts-katazome/

続いて加工場さんへ。

こちらは製品以外にも生地での加工が出来るのが特徴の加工場さんです。

大きなドラム式洗濯機です。パンツでいうと左が15本、右で30本一度に回せるそうです。

意外と少ない…?と感じた方もいると思いますが、絡まり防止や風合いを出すため、この分量になっています。

こちらは横型の洗濯機です。

ドラム式は脱水が終わるまで手が加えられないですが、

横型の洗濯機は加工の途中で開けて仕上がりを確認しながら作業できる利点があると聞き、

仕上げたい風合いによって使い分ける、職人さんのこだわりを感じました。

そしてこちらの機械は生地を最大25m入れることが出来ます。

日本に5台ほどしか残っていない、古く貴重な機械とのこと...

中で生地をわざと毛羽立ちさせたり、風合いを出すことが出来ます。

そして最後に乾燥まで終わったら、不備が無いか一枚一枚チェックして

検品して巻き上げるという流れです。

続いて2件目3件目の加工場さん。

こちらは製品での「洗い」「染め」「ダメージ加工」をメインで行っている加工場さんです。

こちらはストーンウォッシュの機械の中。

小石を一緒に入れて回すことで古着のような着古した風合いがでます。

軽石を使用しており、段々削れていくため大体5.6回までは使えるとのことでした。

昔から大事に使っている機械や、新しく導入した機械もあったり、

初めて見るものばかりで興味津々できょろきょろしてしまいました。(笑)

その他、写真は無いのですがレーザー加工、ハンドダメージ、スプレー加工、ハンドペイント

など色々な加工の技法があり、手作業ならではの技術や工夫がありました。

こちらは注染ができる機械。

たくさんの管から染料を注ぎ、同時に下からバキュームで染料を吸い込みながら染める構造です。

下から吸い込むことで、裏面まで染料が抜け、綺麗に染めることが出来ます。

染料の調節が難しく、限られた職人さんが扱っているとのこと。。

こちらも是非ご覧ください。

https://tenkumaru.net/blog/craft/voyage-to-crafts-washdyedamage/

続いて縫製工場さんです。

今回は3件回ってきました。

↓パンツ縫製用のミシンです。間近で見るのは初めてでした。

一般的なミシンとは違い、長い筒状のパンツを縫うための特殊な構造になっています。

どの工場さんもそれぞれ違った特徴があり、置いてる設備が違ったり、効率よく縫うための工夫や

アイデア、現場ならではの大変さを実感することが出来ました。

詳しくはこちらのブログで↓

https://tenkumaru.net/blog/craft/voyage-to-crafts-sewing/

こちらはご家族で経営されている縫製工場さん。

ちょうど弊社の製品を縫われているところでした。

皆さん見たことのあるティグル定番のレオパード柄です!!

90歳にもかかわらず今もなお現役で縫い続けている、ベテランの縫い子さんです。

手際よく素早く作業されていてとても驚きました。これが熟練の技なんだなと目の当たりにしました。

詳しくはこちらで↓

https://tenkumaru.net/blog/craft/voyage-to-crafts-family/

他にもデニム生地の機場さんや、付属資材を取り扱っている会社さんも伺うことが出来、

今回の出張でより一層モノづくりに対する考え方が深まりました。

この経験を今後のモノづくりに生かしていきたいと改めて感じることが出来ました。

全ての工程に知恵・工夫があり、手間暇をかけてやっと ゛服 ゛ が  ゛形 ゛ になる。

実際に現場に行くことで新たな発見があったので今後の企画に落とし込んで

皆さんのお気に入りになるような洋服を提案していきます!

長くなりましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

企画 竹内